アーティスト

アカデミー教授

ミシェル・モラゲス

ミシェル・モラゲス

フルート

フランス国立管弦楽団第二ソリスト

ソロ、室内楽やオーケストラでの演奏、また指導者として幅広く活動。1989年よりフランス国立管弦楽団第二ソリストをつとめている傍ら、パリ国立高等音楽院にて室内楽クラスの教授、またパリ国立地方音楽院にてフルートの指導にあたる。14歳でパリ国立高等音楽院に入学し、その2年後の1979年、フルート演奏において一位、また室内楽クラスにおいても一位を獲得。1978年にはパリ国際ソリストコンクール、1981年にはブダペスト国際コンクールで入賞。室内楽奏者として、1980年にはミシェルの兄弟であるピエールとパスカル、またダヴィッド・ワルター、パトリック・ヴィレールと共に、モラゲス木管五重奏団を結成。オーケストラではレナード・バーンスタイン、ピエール・ブーレーズ、サー・コリン・デイヴィス、シャルル・デュトワなど多数の名指揮者の元で演奏を果たす。現在は、モラゲス木管五重奏団と共に室内楽音楽祭を主宰している。

マイケル・コリンズ

マイケル・コリンズ

クラリネット

ソリスト・指揮者

現代を代表するソロクラリネット奏者として国際的に活躍し長年にわたり輝かしい功績を残してきたほか、近年では指揮者としてもそのキャリアを歩み始め、2010年から2018年までシティ・オブ・ロンドン・シンフォニアの常任指揮者を務める。ミネソタ管、スウェーデン室内管、BBC響、フィルハーモニア管、ライン州立フィルとの協演や南アフリカ、メルボルン、東京へのツアーを行った。フィルハーモニア管とは指揮者としても協演している。
これまでにシャンドスから様々な録音を発表、2015年のQueen's Birthday Honoursでは、数々の音楽への功績が讃えられ、MBE勲章を受章した。

ディーテルム・ヨナス

ディーテルム・ヨナス

オーボエ

リューベック音楽大学教授

エッセン国立音大卒業後ロンドン王立音楽院でE.バルビローリ、フライブルク国立音大でH.ホリガーに師事。エッセン市立歌劇場、バイエルン放送響、シュトゥットガルト放送響の首席オーボエ奏者を歴任するほか、1980年よりトロッシンゲン国立音大教授を務め、現在リューべック音楽大学教授。数多くの名指揮者たちと共演したほか、ソリストとして、最近は指揮者としても各国に招かれている。ジュネーブ、プラハ、トゥーロン等国際コンクールで受賞、ドイツ音楽評議会の国内コンクール第1位。アウロス木管五重奏団では94年ドイツ・レコード賞受賞。CDも多数リリースされている。ザビーネ・マイヤー木管アンサンブルメンバー。

ローラン・ルフェーブル

ローラン・ルフェーブル

ファゴット

パリ国立歌劇場管弦楽団首席

パリ国立高等音楽院をバスーンと室内楽で1等賞を受賞し卒業。88年トゥーロン国際コンクール、95年ジュネーヴ国際コンクールにて1位受賞。91年にパリ・オペラ座管弦楽団の首席奏者に就任、現在に至る。マーラー室内管、ヨーロッパ室内管、ルツェルン祝祭管首席奏者としても活躍。パリ国立高等音楽院教授、パリ地方音楽院の教授として後進の指導にあたっている。ソリストや室内楽奏者として国内外の著名オーケストラやアーティストとの協演も多い。

ジャン=イブ・フルモー

ジャン=イブ・フルモー

サクソフォン

ソリスト

フランス生まれ。フランスの伝統的なクラシカルサクソフォンの流れを受け継ぎ、ソロ、室内楽、オーケストラ、指導者として活躍する音楽家の一人でもある。これまでにベルリンフィルほかフランス放送フィルハーモニー管弦楽団とも共演するほか、指導者としてセルジー・ポントワーズ国立音楽院教授やパリ国立高等音楽院審査員を務めた。
また、数多くのCDをレコーディングし、"PHILIPS classic"レーベルで世界唯一のサクソフォン奏者でもある。

須川 展也

須川 展也

サクソフォン

東京藝術大学招聘教授

日本が世界に誇るクラシカル・サクソフォン奏者。長きにわたり、現代を代表する作曲家への委嘱を継続し、クラシカル・サクソフォンのレパートリーを開拓し続けている。国内外の著名オーケストラと多数共演。30ヶ国以上で公演やマスタークラスを行う。東京藝術大学卒業。第51回日本音楽コンクール、第1回日本管打楽器コンクール最高位受賞。02年NHK連続テレビ小説「さくら」テーマ曲演奏。最新CDは自身初の無伴奏作品となる「バッハ・シークェンス」(R2文化庁芸術祭優秀賞)。東京佼成ウインドオーケストラ・コンサートマスター(89-10年)、ヤマハ吹奏楽団常任指揮者(07-20年)を歴任。トルヴェール・クヮルテットのメンバー。

ロバート・サリバン

ロバート・サリバン

トランペット

ミシガン大学教授

ロバート・サリバンは、ミシガン大学音楽演劇学部のトランペット教授であり、ブレバード音楽祭の教授でもある。
ブレバード音楽祭の教授である。ミシガン大学卒業、アルマンド・ギターラにトランペットを師事。 最近、シンシナティ交響楽団とポップス・オーケストラの首席トランペット奏者を退き、トランペットに専念している。
シンシナティ交響楽団とポップス・オーケストラの首席トランペット奏者を引退し、ミシガン大学での指導に専念している。
ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団とクリーヴランド管弦楽団で副首席トランペット奏者を務めた。
ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団とクリーヴランド管弦楽団で副首席トランペット奏者、チャールストン(サウスカロライナ)交響楽団で第2トランペット奏者を務めた。
シカゴ交響楽団やシカゴ・リリック・オペラ管弦楽団にも定期的に出演している。また、米空軍軍楽隊のメンバーでもあり、ノースウェスタン大学、インディアナ大学、クリーブランド大学でも教鞭をとっている。
インディアナ大学、クリーブランド音楽院、マンハッタン音楽院、マネス音楽院で教鞭をとる。 マネス音楽院で教鞭をとっている。

イェンス・プリュッカー

イェンス・プリュッカー

ホルン

北ドイツ放送エルプフィルハーモニー管弦楽団⾸席

1972年ドイツラインラント州生まれ。これまでにStefan Beyer、Clara Cristine Hohorst、Wolfgang Wilhelmi、Erich Penzel氏の各氏に師事。
1994年にボーフム交響楽団に首席奏者として入団。同年マルクノイキルヒェンで開催された国際ホルンコンクール及びミュンヘンモーツァルト協会の国際コンクールで優勝。その後ハンブルグ国立フィルハーモニー管弦楽団首席を経て2002年よりハンブルク北ドイツ放送交響楽団首席奏者を務める。
ベルリン・フィル、バイエルン放送響などで客演する他、ソリストとしても北ドイツ放送響、ハンブルク・フィル、ザルツブルクモーツァルテム管など多くのオーケストラなどと協演。1999年までプリュッカーデロス木管五重奏団のメンバーとして国内外で活躍。同アンサンブルは1993年の大阪国際室内楽コンクール、1994年のドイツ音楽コンクールで優勝している。他にも2004年に設立され北ドイツ放送響ブラスでも演奏、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭には定期的に出演している。
演奏活動の他、サンパウロなど海外でのマスタークラスに出演、2012年からは北ドイツ放送響アカデミーの代表を務めるなど後進の指導も精力的に行っている。

ラーシュ・カーリン

ラーシュ・カーリン

トロンボーン

デンマーク放送交響楽団ソロトロンボーン

スウェーデンのボルレンゲ出身でデンマークのコペンハーゲン在住。 2020年からデンマーク国立交響楽団(デンマーク)のソロトロンボーンを務め、以前は、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団(ドイツ)のソロ・トロンボーンとして活動していた。
12歳でトロンボーンを始め、スウェーデンのボルレンゲ音楽学校でハンス=ヨラン・"ブラス"・オルソンに師事。その後、ファルン音楽院、ストックホルム王立音楽院、ハノーファー音楽演劇大学、ベルリン音楽芸術大学でで学ぶ。 また、ロサンゼルスの心理学者ドン・グリーン博士による「ピーク・パフォーマンスのためのパフォーマンス・マスタリー」のレッスンも受けている。
これまでに数多くの国内外音楽コンクールの入賞歴があり、2008年リエクサ国際トロンボーンコンクール、2010年アイオロス国際管楽器コンクール、2011年ドイチェ音楽祭など、国内外の音楽コンクールで入賞している。
2007年から2020年まで、ハノーファーのトロンボーン・ユニットのメンバーとして活躍し、レパートリーの多くの編曲を担当。彼らのCD「Living on the Edge」は、Lars Karlinによるアレンジのみで録音された。
また、2018年、バスストロボーン奏者Tomer Maschwkowski & ピアニストOhad Ben-Arihowと新たに "Sliding thru the opera "を結成した。

アントニー・カイエ

アントニー・カイエ

ユーフォニアム

ソリスト

パリ国立高等音楽院で最優秀賞、室内楽クラスにおいても最優秀の成績を獲得し、合わせて高等教育課程(D.F.S)を満場一致の一等賞を経て卒業。2003年フランス・ゲブヴィレールでのプレスティージュ金管国際コンクールで2位、2004年にはブダペストで行われたITEC国際コンクールで優勝、また韓国のチェジュ国際金管楽器コンクールでも優勝。以後、リヨン国立管、パリオペラ座管、パリ管など数々の名だたるオーケストラや金管アンサンブルで演奏に加わっているマスタークラスで後進の指導のほか、ソリストとして多くの管弦楽団や吹奏楽団、金管アンサンブルに招かれている。尽きることない好奇心と確固たる実力を兼ねそろえ、情熱的でダイナミックな活動を行う新世代の音楽家の一人である。

ステファン・ラベリ

ステファン・ラベリ

チューバ

パリ管弦楽団ソロチューバ

1975年生まれ。トゥールーズ国立高等音楽院でマルク・ウルスにテューバを師事し、3年後の1991年には満場一致で金賞を受賞。同年10月、メル・カルバートソンのクラスで国立高等音楽院に入学。1992年、マルクノイキルヒェン(ドイツ)で音楽特級グランプリを受賞。1995年、リヨン国立高等音楽院(CNSM)で優秀な成績(summa cum laude)でディプロム(Diplôme National d'Etudes Supérieures de Musique)を取得。同年6月、シカゴで開催された国際テューバ・コングレスのクロージング・コンサートに招待される。12月、シドニー国際チューバ・コンクール(オーストラリア)で優勝。数ヵ月後の1996年5月、マルクノイキルヒェンで開催されたマルクノイキルヒェン国際コンクールで優勝。翌年、リヴァ・デル・ガルダ国際コンクール(イタリア)で優勝。2008年、PORCIA国際コンクール(イタリア)で優勝。
2000年には、"テューバのパブロ・カザルス "と呼ばれたミシェル・プラッソン指揮トゥールーズ国立管弦楽団にソリストとして招かれ、ジャック・シャンセルのプログラム "Les presented by Jacques CHANCEL "に出演したほか、"Victoires de la Musique Classique "ではペイ・ド・ラ・ロワール管弦楽団と共演した。
ステファン・ラベイリは、数多くの音楽祭に参加するほか、ソリストとして国境を越えて様々なグループ(リサイタル、オーケストラ、バンド...)と共演することも多い(アメリカ、日本、オーストリア...)。
自身の名義でCDを数枚録音しており、その中には "Rencontre"、"4 diapasons"、"Récital"、最近では "Ombre et Lumière"がある。
また、著名なアーティストと室内楽の共演も行っている: また、ブラス・ユナイテッド、ミシェル・ベケットとのオクトボーン・アンサンブルなど、著名なアーティストと室内楽も演奏している。
現在はヤマハの楽器を演奏し、その開発にも参加している。リヨン国立オペラ座で演奏した後、トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団に2年間在籍。現在、パリ管弦楽団のテューバ・ソリスト。
現在、パリ管弦楽団のテューバ・ソリスト。(スイス)、エクス・アン・プロヴァンス高等音楽院、国立高等音楽院で教授を務める。リヨン国立高等音楽院に6年間在籍。

オープニングコンサート出演

原田慶太楼

原田慶太楼

指揮者

2021年4月東京交響楽団正指揮者に就任。各定期演奏会を始め、フランチャイズの川崎、新潟、こども定期、フェスタサマーミューザなど多くの企画で指揮を務める。子供たちに本物の音楽を届ける事、日本人の作曲家の作品を世界に広めることをライフワークとしている。2020年からサヴァンナ・フィルハーモニックの音楽&芸術監督。オペラ指揮者としてアリゾナやノースカロライナ、ブルガリア国立歌劇場等でも活躍。またジョン・ウィリアムズのアシスタントも務める。2010年タングルウッド音楽祭で小澤征爾フェロー賞、2014・15・16・20・21年米国ショルティ財団キャリア支援賞受賞。2009年キャッソルトン・フェスティバルにロリン・マゼール招待で参加。第29回渡邉曉雄音楽基金音楽賞、第20回齋藤秀雄メモリアル基金賞受賞。
オフィシャル・ホームページ:https://kharada.com/

オープニングコンサート出演者

Flutes・Piccolo

  • ミシェル・モラゲス/フランス国立管弦楽団第二ソリスト
  • 上野博昭/京都市交響楽団首席
  • 白戸美帆/宮城学院女子大学音楽科非常勤講師
  • 山本純子/フリーランスフルート奏者

Oboes・English Horn

  • ディーテルム・ヨナス/リューベック音楽大学教授
  • 中根庸介/滋賀大学教育学部准教授
  • 宮村和宏/東京佼成ウインドオーケストラ副コンサートマスター
  • 山本楓/読売日本交響楽団

Bassoons

  • ローラン・ルフェーブル/パリ国立歌劇場管弦楽団首席
  • 古谷拳一/ジャパン・ナショナル・オーケストラ

Clarinets

  • マイケル・コリンズ/ソリスト、指揮者
  • 稲本渡/神戸女学院大学音楽学部准教授
  • 小倉清澄/元東京佼成ウインドオーケストラ
  • 小田美代子/九州管楽合奏団
  • フルヴィオ・カプラ/くらしき作陽大学非常勤講師
  • 河野泰幸/札幌大谷大学准教授
  • 小谷口直子/京都市交響楽団首席
  • 瀧本千晶/新日本フィルハーモニー交響楽団
  • 塚本啓理/フリーランスクラリネット奏者
  • 中野絢寧/フリーランスクラリネット奏者
  • 橋本眞介/名古屋音楽大学教授
  • 原浩介/東京佼成ウインドオーケストラ
  • 山本梓/フリーランスクラリネット奏者

Saxophones

  • 須川展也/東京藝術大学招聘教授
  • ジャン=イブ・フルモー/ソリスト
  • 住谷美帆/ぱんだウインドオーケストラ
  • 西尾貴浩/東京吹奏楽団
  • 波多江史朗/Quartet SPIRITUS

Horns

  • イェンス・プリュッカー/北ドイツ放送エルプフィルハーモニー管弦楽団⾸席
  • 津守隆宏/名古屋フィルハーモニー交響楽団
  • 伴野涼介/読売日本交響楽団
  • 水無瀬一成/京都市交響楽団副首席

Trumpets

  • 後藤慎介/パシフィックフィルハーモニア東京
  • 坂本敦/名古屋フィルハーモニー交響楽団
  • 野田亮/東京フィルハーモニー交響楽団首席
  • ハラルド・ナエス/京都市交響楽団首席
  • 松田優太/名古屋フィルハーモニー交響楽団
  • 宮本弦/名古屋フィルハーモニー交響楽団首席

Trombones

  • ラーシュ・カーリン/デンマーク放送交響楽団ソロトロンボーン
  • 桒田晃/読売日本交響楽団首席
  • 鳥塚心輔/東京交響楽団首席
  • 野々下興一/東京都交響楽団

Euphoniums

  • アントニー・カイエ/ソリスト
  • 安東京平/国立音楽大学講師

Tubas

  • ステファン・ラベリ/パリ管弦楽団ソロチューバ
  • 次田心平/読売日本交響楽団

Contrabass

  • 地代所 悠/コントラバス奏者

Piano

  • 高良仁美/ピアニスト

Harp

  • 神谷 知佐子/名古屋芸術大学講師

Timpani・Percussions

  • 深町浩司/愛知県立芸術大学教授
  • 安東友樹子/フリーランス打楽器奏者
  • 加藤恭子/パーカッション・ミュージアム
  • 金子泰士/読売日本交響楽団
  • 腰野真那/新日本フィルハーモニー交響楽団
  • 武山芳史/東京交響楽団
  • 細江真弓/札幌交響楽団
  • 前田秀明/仙台フィルハーモニー管弦楽団

(五十音順)